オムロンヘルスケア株式会社(オムロンHC、岡⽥歩社長)は15日、自動⾞安全装置縫合システムの開発・製造・販売、レーザー裁断機の開発・製造・販売、血圧計センサー⽤腕帯の製造、カーシートカバーの生産等事業を展開する株式会社松屋アールアンドディ(後藤秀隆社長)の株式を公開買付けで取得し、100%子会社化することを決議した。公開買い付けの開始は2026年6月下旬をメドとしている。
松屋アールアンドディは1982 年8⽉に福井県大野市元町で松屋縫製機器販売株式会社として創業。1994 年5⽉に現社名に商号変更し、現在の本店所在地である福井県大野市鍬掛に事務所・工場を移転している。2020 年4⽉に東京証券取引所マザーズ市場に上場、2022 年4⽉にグロース市場に移⾏し現在に至る。
企業グループは同社と連結⼦会社3社(瑪茨雅商貿(上海)有限公司、Matsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.、Matsuya R&D(Myanmar)Co.,Ltd.)の計4社で構成され、縫製自動機の開発・製造・販売や自社設計の縫製自動機を⽤いて各種縫製品の製造・販売の事業を⾏っている。グループとしてメディカルヘルスケア事業、セイフティシステム事業、その他事業の3分野を展開。メディカルヘルスケア事業は、オムロンHC向けの血圧計腕帯を、ベトナムを中心に製造・販売を⾏っている。