佐藤製薬は、世界初のPPI(プロトンポンプ・インヒビター)、オメプラゾールを配合した胃腸薬「オメプラールⓇS」(要指導医薬品)を、2025年8月5日(火)より新発売する。
オメプラゾールは、医療用医薬品として世界で初めて承認されたPPI。胃酸分泌に関与するプロトンポンプを阻害し、すぐれた酸分泌抑制効果を発揮する胃腸薬として、世界110ヵ国以上で承認されている。
このたび佐藤製薬は、このオメプラゾールを日本国内で初めてスイッチOTC化し 、医療用と同量配合の「オメプラールⓇS」として発売する。これにより従来は医療機関での処方が必要だったオメプラゾールを、処方せんなしで全国の薬局やドラッグストアにて購入できるようになる。
「オメプラールⓇS」は、有効成分オメプラゾールが胃酸分泌の最終過程を担うプロトンポンプを阻害することで、胃酸の分泌を抑制し、胃痛や胃酸の逆流などによる胸やけに効果を発揮。1日1回1錠で24時間効果が持続、食事のタイミングを気にせずにいつでも服用できる(1 日1 回同じ時間帯に服用)、利便性の高い製品だ。
佐藤製薬では同品の発売にあたり、TVや舞台など多くの場で活躍中の俳優・タレントを起用し、TVCMをはじめ、新聞、デジタルメディア、交通広告など広告展開を予定しており、また各種販促ツールを用いた店頭プロモーションも強化していく方針。
同社は、これまで「イノセア」シリーズや「ハイウルソ」シリーズを通じて、生活者の胃の健康を支えてきた。今回の「オメプラールⓇS」により、胃酸の逆流による胸やけや胃痛などの症状に悩んでいる生活者に対し、新たなセルフメディケーションの選択肢を提供することが可能となった。