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30代からの食事ってめっちゃ大事ですよ!/パティシエトレーナーおきゃなのSweetful Life !《第6回》

パティシエトレーナーおきゃなのSweetful Life !《第6回》自分に合った“丁寧な食事”を心がけよう!


こんにちは!おきゃなです!梅雨も開けてないのにこの陽気!仕事終わりにビールで喉を潤したい!…そんな季節になってきました。


楽しくお酒を飲むのは私も大好きだけど、「飲み会も仕事の延長」という方は多いでしょう。上司やクライアントに気を遣って心も胃腸もボロボロ…。そんな30代を過ごす皆さんに、少しだけお伝えしたいことがあります。

女性で言えば、30代は女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量がピークを迎える時期。エストロゲンは生殖機能だけでなく、女性らしい体づくりに必要な成分なのですが、仕事のストレス、あるいは家事や育児のストレスなどでホルモンバランスが崩れ、体調を壊してしまうことがあります。

ことさら働き盛りのOLさんは、体調管理に必須の食事もおざなりになりがち。この時期の無理なダイエットやその反動による暴飲暴食も、ホルモンバランスを崩す要因の1つです。女性として大切な時期である30代の食生活を、もっと大切に考えてほしいと思っています。

もちろん、ダイエットをやめろとは言いません。ただ、自分のカラダに合わない食生活を続けると、その蓄積が健康面に現れることを覚えておいてください。

例えば、ダイエット時に生野菜を食べる方は多いですが、野菜の繊維質は消化に時間がかかるうえ、生でたくさん食べれば体を冷やし、内臓にも負担がかかります。また、極端に脂質を抑えると、肌の潤いが減って見た目が老けてしまうことだってあります。このほか、お菓子を我慢し過ぎるのも、ストレスになるので注意が必要です(私もです…)。

自分の体は自分が一番知っているはず。もっと言えば、自分の健康は自分でしか保てません。30代からは、「ヘルシー」という言葉や、そこにまつわる情報に踊らされないようにしたいものです。自分にあった無理のない食生活をベースに、心置きなく、ダイエットやカラダづくりを実践してほしいと思います。

好き嫌いとは別に、カラダが受け付けない食べ物もあるでしょう。内なる自分と相談して、無理なく栄養を摂取する工夫と努力が必要です。30代を過ぎた方のキーワードは「丁寧な食事」と心得ましょう。

私は乳糖不耐性の体質らしく、牛乳を飲むとお腹を壊してしまいます。だからプロテインも、脂質と乳糖が少なく、かつタンパク質の吸収性が良いホエイプロテインアイソレイトを愛用しています。

玄米やオートミールなども自分の胃に合わないので、穀物類は比較的消化の良い白米で摂るようにしています。特に白米のおにぎりは、エネルギーに変わりやすいだけでなく、サイズ感がちょうど良く、移動中にも食べられるので重宝しています。

また、30歳を過ぎて好きになったのが味噌汁です。発酵食品である味噌は腸内環境を整える効果が期待でき、具材に野菜や海藻類などの食物繊維を加えることで便通も良くなります。これからの季節は、不足しがちな塩分摂取の手段としても最適ではないでしょうか。

このほか、家の中での水分摂取は主に“白湯”。外食時に摂る水分にも、極力氷は入れません。体が温まれば、おのずと消化機能も高まるので、特に冷え性の方は試してみてくださいね。

若い頃なら胃腸も翌日には回復したけれど、今はそうもいきません。皆が大好きな焼肉も、胃腸が弱っている時は量のセーブをお忘れなく。一方、胃腸に優しいものばかり食べていると、外食を受け付けにくくなることもあります。食事の量や質を極端に変えず、バランスを取りながら継続することが、「丁寧な食事」の秘訣でしょう。

食事とともに気をつけたいのが睡眠です。「寝る子は育つ」とは良く言ったもので、成長ホルモンは主に睡眠時に分泌されますし、摂取した栄養を筋肉に転換するスイッチも睡眠時に入ります。メジャーリーグの大谷選手は最低8時間、長くて10時間の睡眠を取るそうです。いくら質の良いものを食べても、吸収されなければ意味がありません。パフォーマンスを最大限に高める睡眠を、疎かにしないでくださいね!

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今回の「おきゃなのヘルシーマッチョめし」は「ご褒美マグロ丼」です。
素材にはマグロの中トロを使用しました。今日も働いた〜!しっかり動いて疲れた〜!頑張った自分へのご褒美に何か食べたいけど、外食に行くのも料理もめんどい…。そんな時でもプチ贅沢が味わえる一品です。中トロの脂はビタミン・ミネラルがたっぷりで、骨や筋肉を支えるスーパーフード!また、寿司酢の代わりに「ラカント低糖質万能うまみ酢」を使用しています。お試しあれ〜!