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ファンケル、一般流通におけるサプリメント什器をプラスチックから紙製へ変更

ファンケルが、全国のドラッグストアをはじめとする一般流通に設置されるサプリメント什器を、プラスチックからFSC認証を取得した紙製へ9月中旬から順次切り替える。材質の変更により、プラスチック使用量を97%削減、CO2の排出量も26%削減するという。

新たな什器は紙材質ながら高い強度を誇るファンケルオリジナルの什器。2023年10月から半年間実施したテスト展開においても、耐久性や使い勝手などにおいて高い評価を得た。棚への設置のしやすさや掃除・手入れの容易さなど利便性にも優れている。

ファンケルでは、「気候変動への対応・CO2排出量の削減」や「資源循環の促進と廃棄物の削減」を環境の重要課題(マテリアリティ)に掲げて4Rという観点で、製品やサービスのプラスチック使用量の削減に取り組んでいる。直営店舗においては、2022年にサプリメント什器を主原料が紙パウダーの什器へ変更。2023年には全直営店舗のメイク品専用什器を、植物由来の生分解性プラスチックを100%使用した什器に変更した。