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メディパルHD、妊娠中の従業員にRSウイルスワクチン接種費用を補助

~継続的に産後の子育てを支援~

メディパルホールディングス(渡辺秀一社長)および同社グループ会社の一部は、8月から妊娠中の女性従業員を対象に、現在は自費接種である乳児期のRSウイルス感染を予防するRSウイルスワクチンの接種費用補助金の支給(以下、「本費用補助金支給」)をおこなう。

RSウイルス感染症は、生後 1 歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%がRSウイルスに感染するとされ、特に生後6ヶ月未満の乳児が感染した場合は細気管支炎、肺炎など重症化する場合があるとされている※。

今回の費用補助金支給は、産後の子育てを継続的に支援することを目的に実施するもので、妊娠24週~36週の女性従業員のワクチン接種希望者を対象に3万円を上限に実費分を費用補助するもの。これにより、子どもの健康に関する不安を軽減し、少しでも安心して育児および仕事ができるようにサポートしていく。

本費用補助金支給を決定したグループ企業は、同社の他、メディセオ、エバルス、アトル、東七の医薬品卸企業4社。

※:厚生労働省ホームページより
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。RSウイルスは日本を含め世界中に分布している。何度も感染と発病を繰り返し、生後 1 歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされている。症状としては、発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々。RSウイルスの初回感染時には、より重症化しやすいといわれている。特に生後6ヶ月以内にRSウイルスに感染した場合には、細気管支炎、肺炎など重症化する場合がある。