新生堂薬局 タイのヘルスケア産業視察受け入れ

「海外市場への展開を積極的に検討」

　新生堂薬局は３月11に福岡市南区の本社（福岡市南区）で九州経済産業局等によるタイのヘルスケア関連産業に係る九州視察が行われ、DX技術を通じた国際経済交流の促進として、新生堂薬局とMMI社で共同開発した「健康台帳」を紹介した。

　「健康台帳」は、AIを活用した顧客の購買履歴をベースとした健康管理ツールであり、記録された顧客の健康状態を把握し、登録販売者が最適な情報を提供することを可能とする。
「健康台帳」の導入により、健康管理における新たなステップが可能となり、ドラッグストアにおけるセルフメディケーションの推進と医療費削減が期待できる。
　タイ国内では高齢化が進行しており、医療や介護の分野における課題解決のツールとして「健康台帳」は、タイの医療・介護関係者から高い関心が示された。

　新生堂薬局は、今後もタイをはじめとする海外市場への展開を積極的に検討し、グローバルなヘルスケア事業の発展に貢献していく方針を明らかにした。