大賀薬局は新事業として2月1日より動物専門調剤を開始することを明らかにした。大賀薬局が開始するサービスは、日本で唯一の動物専門調剤である12薬局(わんにゃん薬局)への資本出資による協業体制にて展開する。福岡県はじめ九州エリアの動物病院を対象に動物病院からの業務委託にて、12薬局とのサービス分業で展開する。大賀薬局は取り組みを通じて、動物、人間、環境のより良い共生を目指すワンヘルスを推進。動物医療業界におけるサービスの質をさらに向上させ、ペットと飼い主の幸せを支えるために尽力していく方針だ。
■動物調剤の流れ
動物病院と調剤薬局を、12薬局のオンライン処方箋システムで連携して、調剤から九州地域の患者へのお薬のデリバリーまで「大賀薬局」が一括受託する。
1. 患者(オーナー)は動物病院に来院 → 診察 → 会計(調剤代金含) → 帰宅
2. 動物病院が「オンライン処方箋システム」に処方入力、12薬局にオンライン調剤指示
3. 大賀薬局 薬剤師が調剤、九州地区の指定住所に「お薬を発送」
大賀薬局は「地域に根差した活動・展開による弊社の知名度と提供サービス基盤を持つ12薬局の両社シナジーを通じて、動物医療の質を高めます」としている。
-動物病院にとってのメリット-
・動物病院の運営における薬剤在庫管理
・調剤業務の負担軽減
等による効率的な業務運営
-飼い主にとってのメリット-
・動物病院での待ち時間の軽減
・ペットおよび飼い主様の負担の解消
■例)お薬説明書、分包紙
薬と一緒に送付する「お薬説明書」には ペット名、薬品名・ 形状、用法・用量、効果・効能を記載
処方された薬の ” 詳しく 分かりやすい ” 説明で 患者様に「安心」を提供。
分割・粉砕したお薬を一包化する際、分包紙に「ペット名・医薬品名・用法・用量」を印字。
システム調剤指示欄にご記入いただければ、頓服などのコメント記入も可能。
多頭飼いの患者様へは誤飲防止につながります。
“
いつ・誰が・どの薬 ” を服用したらよいのか一目でわかり誤飲防止と飲み忘れを防止