7月15日、日本チェーンドラッグストア協会が記者会見を行い、第22回JAPANドラッグストアショーの大賀崇浩実行委員長(大賀薬局社長)がリモートにて登場した。同ドラッグストアショーは、8月19日(金)・20日(土)・21日(日)に東京ビッグサイト 東展示棟 3・4・5・6ホールで開催され、規模は400社・1,200小間、来場者は12万人を予測している。なお、7月4日現在では、331社・1,002小間となっている。
第22回JAPANドラッグストアショー公式サイト: https://www.drugstoreshow.jp
今回は約3年ぶりのリアル開催、そして約20年ぶりの東京都での開催となる。大賀実行委員長は「以前まで開催していた幕張メッセよりも来場しやすい環境になります。当社は福岡県の企業ですが、限られた人数のみしか会場に行くことはできませんでした。今回は東京ビッグサイトでの開催ですので参加しやすくなり、当社も9名のバイヤーが参加する予定となっています。当社以外のバイヤーにも積極的に参加していただきたいです」と述べた。
今回はビジネス向けの「JAPANドラッグストアショー for ビジネス」も併催される。これについては「出展社もビジネスに集中できますので、活発な商談が期待されます。このほかビジネスパーソンには、『RFIDゾーン』にも目を向けていただき、『スマートサプライチェーンとは何か?』ということを理解していただき、その輪が広がっていくことで流通業界の発展にもつながっていくと期待しています」(大賀実行委員長)
また近年ドラッグストアショーは、医薬品やサプリメント等のメーカーだけではなく、食品メーカーからの出展も増加傾向にある。「食品を積極的に取り扱うドラッグストアが増えていますし、当然メーカーさまからの期待を感じます。ドラッグストアはスーパーマーケットと異なり、『健康』を第一の訴求点にしています。特に現在は原材料が高騰していることもあり、食品関係は厳しい状況にあります。ですが、より健康に良い商品、機能性が高い商品をアピールできるのはドラッグストアの強みでもあり、メーカーさまは健康という付加価値を訴求し、より利益を得られる商品を販売する力をドラッグストアに対して期待していると感じています」と話した。