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プラネタリーヘルス念頭に日医名誉会長、
地域創生医らが登壇し10月14日にシンポジウム

「人と全ての動物の健康は生態系の中でつながり、影響し合う一つのもの」というワンヘルスの実践に、世界獣医師会・日本獣医師会と取り組んできた元世界医師会長・日本医師会長、「食と土壌、生態系、地球とのつながりを考え、病気の根本的な原因を解決したい」と、人口最少の鳥取県江府町で産学官民連携の地域モデルを構築し、地球課題の解決をめざす地域創生医、グローバルヘルスの第一人者で地域医療と海外支援を長年続けてきた開業医、当事者の声をつなぐローカルジャーナリスト、それらを見つめる新聞記者が講演と討論で、現況、課題、展望を考える2023年度新聞週間公開シンポジウムが、10月14日に福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみんで開催される。主催は日本医学ジャーナリスト協会西日本支部。

「新型コロナのパンデミック、気候変動、戦争……。今、我々の前には世界が抱える問題が山積しています。次世代に持続可能な地球、社会を残すのは現世代の責任です。プラネタリーヘルス(地球・生態系の健康)を念頭に、地球規模で考え、足元から行動するグローカルの視点、そこから見える地域報道と医療と社会がテーマです。地域の広がり、重なりが世界です。奮ってご参加下さい」(日本医学ジャーナリスト協会理事・西日本支部長 藤野博史)

<概要>
■開催日時:10月14日(土)13時〜16時)開場:12時30分)
■会場:福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみん(福岡市中央区今泉))
■テーマ:『地球規模で考え足元から行動するグローカルの視点で〜地域報道と医療と社会』
■方式:対面・オンライン併用ハイブリッド(zoomミーティングを使用)
■参加費:会員・一般とも無料
■募集定員:会場50人、オンライン100人(先着順)
■参加申込:https://forms.gle/kMrk2TdLV47oDSf57

<プログラム>
◇第1部【講演】①『ウエル・ビーイングとワンヘルス〜人・動物・生態系の健康』:横倉義武(日本医師会名誉会長)②『人口最少県・最少町から地球課題の解決をめざす〜プラネタリーヘルス地域モデルの構築』:桐村里紗(地域創生医鳥・取県江府町)

◇第2部【パネルディスカッション】『グローカルの視点で〜地域報道と医療と社会〜』コーディネーター:二ノ坂保喜(にのさかクリニック理事長、バングラデシュと手をつなぐ会代表)有吉紅也(長崎大学大学院熱帯医学研究所、熱帯医学・グローバルヘルス研究科教授)/パネリスト:寺島英弥(ローカルジャーナリスト、元河北新報編集委員、尚絅学院大学客員教授)『被災地の今をつたえ、当事者の声をつなぐ』竹野内崇宏(朝日新聞東京本社科学みらい部記者、西日本支部常任幹事)『マダニ媒介の出血熱、西日本から東進、ペットから感染も〜国内確認10年』、横倉義武・桐村里紗