アルフレッサ株式会社が株式会社MICINと資本業務提携契約を締結した。アルフレッサはMICINとともに、通院専用キャッシュレス決済サービス「クロンスマートパス」やオンライン診療サービス「curon(クロン)」等の普及拡大を推進していく。また、両社の経営資源を活用し、 生活者の健康向上や医療アクセスの充実につなげるなど、医療・ヘルスケアサービスの開発および展開に取り組む。
オンライン診療その他の遠隔医療については、情報通信技術の発展ならびに地域の医療提供体制および医療ニーズの変化に伴って、近年ますます需要が高まっている。厚生労働省は、「オンライン診療その他の遠隔医療の推進に向けた基本方針」を策定し、幅広い普及を推進していくとしており、患者の通院に伴う負担の軽減や継続治療の実現、医療従事者の負担軽減、医療資源の柔軟な活用など、医療分野の様々な課題解決に資することが期待されている。
アルフレッサグループは、「22–24 中期経営計画 未来への躍進 ~進化するヘルスケアコンソーシアム~」のグループ経営方針の1つとして「新たな価値の創造」を掲げ、様々なデジタルツールを活用することによる新 たなサービスの開発に取り組んいる。アルフレッサは、新たな医療サービスの開発に挑戦する様々なベンチャー企業と提携することで、医療分野における課題解決に向けた取り組みを進めている。
一方MICINは、ビジョンとして「すべての人が、納得して生きて、最期を迎えられる世界を。」、ミッションとして 「医療をもっと身近に簡単に。健康医療データから一人ひとりの生き方に新しい選択肢をつくる。」を掲げ、 誰がいつ、どこにいても医療とつながることが可能な仕組みをつくるため、オンライン診療サービスやデジタ ルセラピューティクス等の開発・提供に取り組んでいる。
このようななかアルフレッサは、MICINとのより一層の連携強化を図るため、資本業務提携契約を締結となった。