ウエルシアホールディングスが全国農協食品とともに 、沖縄県が首里城に象徴される沖縄の歴史と文化の継承を目的に取り組む「首里城未来基金」への支援活動を実施する。
6月14日から9月30日に 全国農協食品が製造するウエルシアグループ限定 商品「ニッポンエール 沖縄県産完熟シークヮーサーチューハイ」をウエルシアグループの店舗において販売した売上のうち 、両社が1本につき1円を拠出し、その合計額を 「首里城未来基金 」へ寄付するもの。
ウエルシアは地域社会とのつながりを重要視しており、 地域やサプライチェーンと協働したエシカル消費の考え方をサステナビリティの基本方針に定めている。 この取り組みを行うことで、 地域社会や地域経済の支援につなげること に意義を感じ、寄付を共同で行うことに至ったという。
シークヮーサーは、本来であれば9月から11月に緑色の状態で収穫されるが、 沖縄県では農業人口の減少のため十分な収穫ができず、一部12月以降に黄色く完熟した状態で収穫されている。「ニッポンエール 沖縄県産完熟シークヮーサーチューハイ」は、酸味と苦みが少なく、甘酸っぱく高い糖度がありながらも、傷みやすい等の理由で沖縄県外に流通されていなかった黄色のシークゥワーサーを原料に使用。フードロス軽減や、地域の農業支援に寄与しながら、 完熟したシークヮーサーの美味しさを伝えるのも狙いだ。