目や鼻の不快感の原因物質として「ダニ」のヘルスクレームを表示した日本初の機能性表示食品「スニズトップ」が、4月2日19時からショップチャンネルで先行販売され、5月を目処に店頭販売および卸販売を開始する。「スニズトップ」は2014年にスイスのストラージェン社が販売を開始し、現在では世界30か国で販売されている(2023年内に33か国に増加)。今回CBC(圡井正太郎社長)がストラージェン社の総代理店となり、国内販売は白鳥製薬(白鳥悟嗣社長)がおこなう。
「スニズトップ」は機能性関与成分、うずら卵由来オボムコイドを含有した機能性表示食品。うずら卵由来オボムコイドは、花粉、ダニ、ハウスダストなどによる目や鼻の不快感を緩和することが報告されている。
【うずらの卵由来オボムコイド】
うずらの卵は欧州や中国で古くから民間薬として知られてきた。今回の機能性関与成分、「うずらの卵由来オボムコイド」は、鶏卵では一般的にアレルゲンとされるタンパク質の一種だが、うずら卵由来のオボムコイドはそれとは異なり、人の腸内にあるトリプシンという物質と親和性を持ち、アレルギーが起こりにくいという特徴がある。1970年に仏の医師が、うずら農家に花粉症や鼻炎等の患者が少ないことに着目。臨床試験の結果、その秘密がうずらの卵に含まれる糖タンパク「オボムコイド」であることを突き止め、その後も研究が続けられた。
【発売の背景】
日本では花粉の時期になると花粉による目や鼻の不快感に悩んでいる方が増加する。このような不快感を覚える人の原因物質(花粉)は、春の季節ではスギ・ヒノキだが、報告される目や鼻の不快感を引き起こす花粉は50種類以上あり一年中様々な花粉に曝露している。またハウスダストやダニが引き起こす目や鼻の不快感は、季節に関係なく通年で起こるほか、ペット(犬・猫)のフケによる目や鼻の不快感に悩む方も増えている。