花王(本社・東京都中央区)は9日、姿勢ゆがみ解析アプリ「my Symmetry(マイ シンメトリー)」のダウンロード数が、昨年11月の提供開始から約2カ月で10万件を突破したと発表した。スマートフォンを腹部に当てて8歩歩くだけで姿勢を解析できる手軽さが、セルフケアを重視する幅広い層に支持されている。

同アプリは、同社が長年蓄積した約2万人分の歩行データと独自アルゴリズムを活用。骨盤の傾きや関節動作など6項目を約20~30秒で定量化し、300通りの中から最適なエクササイズを提案する。
利用データによると、利用者の男女比は約3対7。利用時間帯は夜21時台が最多で、仕事や家事を終えた後の「自分と向き合う習慣」として定着しつつある。また、平均測定回数は約3回となっており、一時的な解析に留まらない継続利用の傾向も確認された。
同社は、医療機関を受診する手前の「未病」段階におけるセルフコンディショニングを提唱。アプリを通じて身体の使い方の偏りを見直す習慣を提案し、インソールなどの関連製品とも連携させることで、ライフケア領域での事業拡大を加速させる。