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【オーガHD】オーガマンの「やくいくプロジェクト」実施回数が300回突破

34,073人の子どもたちへ薬を飲む大切さと予防習慣を伝える

 大賀薬局が取り組む、残薬問題の啓発と予防習慣の定着、医療費削減を目的とした「オーガマンのやくいく(薬育)プロジェクト」が、9月30日に累計300回の保育園・幼稚園訪問を達成した。2022年の開始以来、正しい薬の飲み方、手洗い・うがい・歯磨き、デンタルフロスの使い方などをショー形式で伝え、延べ34,073人の子どもたちに笑顔と健康習慣を届けてきたプロジェクト。300回を記念し、活動の様子をまとめた動画を公開している。

300回突破を記念した動画

手洗い・うがい・歯みがきなどで予防習慣の定着図る

【やくいくプロジェクトの概要・目的】
 やくいくプロジェクトは、薬剤戦師オーガマンが保育園・幼稚園を訪問し、薬を飲み切る大切さに加え、手洗い・うがい・歯磨き、デンタルフロスの使い方などの予防習慣をショー形式で楽しく学べる薬育啓発プログラム。
● 残薬問題の啓発(年間1000億円以上の薬が飲み残され廃棄されている。)
● 子どもたちの予防習慣の定着、家庭内波及
● 医療費削減への貢献

を目的としている。


初年度に100園訪問を達成

【やくいくプロジェクト誕生のきっかけ】
 2020年、新型コロナの影響で多くのイベントが中止となり、子どもたちの笑顔が失われていた。
 大賀薬局では地域の健康を守る薬局として、何かできることはないかと自問し、手洗い・うがい・薬の正しい使い方を楽しく伝える“薬育活動”を始動。初めは断られることも多かったが、福岡市主催の『福岡100プロジェクト』に採択されたことをきっかけに、2022年に「やくいくプロジェクト」として本格化。保育園・幼稚園同士の口コミにより、活動が広がり、初年度には“100園・1万人”の子どもたちへの訪問を達成。子どもたちの健康と笑顔を取り戻す取り組みとして大きな反響を呼んだ。

【「やくいくプロジェクト」の保育園・幼稚園訪問活動実績】
福岡市近郊の保育園・幼稚園を中心に訪問し、延べ34073人の子どもたちが参加。※参考数値:福岡市3-5才人口は38250人
・2022年:105園 11378人
・2023年:51園 5237人
・2024年:84園 9712人
・2025年:58園 7746人(9月30日迄を集計)

ショーの終了後、手洗い場に行列が

活動1000回を目指し訪問エリアも拡大

 大賀薬局では、今後も福岡市近郊の保育園・幼稚園への訪問活動を継続していき、1000回を目指していく方針。また2025年より、地域を鹿児島市近郊に広げ、保育園・幼稚園訪問活動を年間30園で行っていく。
 さらに小・中学校では、福岡市教育委員会認定で、薬剤師や薬剤師の仕事や医療費削減の意義を伝える出前授業を展開をスタートさせている。
 大賀薬局は「医療や地域課題にエンタメの発想を組み込み、「楽しく続けられる行動変容」を実現することで、持続可能な健康づくりや地域活性化を推進してまいります。その一環として、「やくいくプロジェクト」を通じ、薬を“減らす”という薬剤師本来の使命を、子どもたちに伝える新しい健康教育の形を築いてまいります」としている。


【薬剤戦師オーガマンとは】
残薬問題に立ち向かい、薬を減らすことを大義とする、薬剤師のヒーロー。九州の特撮TV番組ドゲンジャーズのヒーローでもある。
オーガマン ホームページ https://www.ohga-ph.com/ohga-man/

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