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【レトルト食品調査】利用率は9割、普段使いは5割と増加傾向に

マイボイスコムが第9回「レトルト食品の利用」に関する調査実施

 マイボイスコムが、9回目となる『レトルト食品の利用』に関するインターネット調査を2025年8月1日~7日に実施した。調査では消費者のレトルト食品の利用状況や購入状況などが浮き彫りとなった。今やレトルト食品を利用する人は9割弱に上り、そのうち、ふだんの食事のメニューとして利用する人が50%で増加傾向にある。一方でレトルト食品に対する不満点は「価格が高い」「具材の量が少ない」が2割前後あり、「添加物が多い」「味が濃すぎる」「塩分量が多い」が各10%台となっている。

 レトルト食品を利用する人は9割弱。週1回以上利用する人は3割弱、男性での比率が高くなっている。
 利用者に対して「直近1年間に利用したレトルト食品の種類」(複数回答)を聞いたところ、「カレー」が79.3%、「パスタソース」が47.6%、「料理の素」が27.1%となった。
 女性では、「パスタソース」「料理の素」「混ぜご飯の素、釜めしの素」の比率が高くなっている。

 「どのような時に利用するか」(複数回答)の質問には「ふだんの食事のメニューとして」利用する人が50.0%で、過去調査と比べて増加傾向にある。
 利用シーンについては「作るのが面倒」「時間がない、すぐ食べたい」が4割前後で続いており、この2項目は女性の比率が高く、特に30~40代で高くなっている。

 またレトルト食品の利用頻度が週2~3回以上の層では、「ふだんの食事のメニューとして」「おかずの品数を増やしたい」が他の層より高くなっている。

 「購入場所(複数回答)は、「スーパー」が86.5%、「ドラッグストア」21.5%と続き、共に2019年以降増加傾向となっている。レトルト食品購入者が重視する点は(複数回答)、「味」「価格」が7~8割、「容量、サイズ」が36.1%、「賞味期限」「メーカー」「食べなれている」が2割前後となった。

 「レトルト食品について不満に感じること」(複数回答)は、「価格が高い」「野菜や肉などの具材の量が少ない」が2割前後、「添加物が多い」「味が濃すぎる」「塩分量が多い」が各10%台となった。
 レトルト食品の利用頻度が『ほとんど毎日』『週4~5回程度』の層では、「価格が高い」「添加物が多い」「ゴミが多く出る」が上位3位となっている。


【調査対象】マイボイスコムのアンケートモニター【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)【調査時期】2025年8月1日~8月7日 【回答者数】11,523名【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail/32503