中国を拠点に世界の家電市場を牽引するハイアールグループ。その日本法人・ハイアールジャパンセールスが、9月9日に新製品「MIZUKI nu-no」を新発売する。「MIZUKI nu-no」は、洗濯しにくい布製の家具・製品を水の力で清潔・綺麗にする新発想の掃除機。その洗浄力を向上させる推奨洗剤として、天然洗浄成分「ソホロ」※を配合したサラヤの「ハッピーエレファント泡マルチクリーナー」が採用された。今後両社はSNSや家電量販店で双方製品のコラボ販促を展開するという。この斬新な組み合わせがどのように実現したのかを追った。(取材と文=八島充)
ハイアールジャパンセールス(以下、ハイアール社)は9月9日に、新製品の掃除機2機種・4製品を発売する。サラヤの「ハッピーエレファント泡マルチクリーナー」は、その1機種「MIZUKI nu-no」2製品の推奨洗剤として採用されている。
「MIZUKI nu-no」は、ソファやカーペット、車のシートやベビーカーなど、洗うことが難しいとされていた布製品を水の力で洗浄し、最大1万5000Paの力で吸引する新発想の掃除機。日本ではまだ認知度が低いが、先行発売の中国でヒット商品となり、ここ日本でも市場開拓の余地が大きいと判断し投入された。
「MIZUKI nu-no」には、「水モード」のみのJC -RP1Aと、「温水60℃モード」と「スチーム100℃モード」を備えたJC–RPS1Aの2タイプがある。
「水モード」はオレンジジュースや醤油、加熱を避けたい卵、ペットの尿などの汚れを常温の水で洗浄する。また「温水60℃モード」は60度に達した温水で、ケチャップや離乳食といった常温で落ちにいく油溶性の汚れを洗浄する。さらに「スチーム100℃モード」は、ノズルから高温のスチームを噴射し、タバコや食べ物、ペットの尿の臭いを99%脱臭し、殺ダニ効果も99%という。(ともに外部試験で確認済)
推奨洗剤として採用された「ハッピーエレファント泡マルチクリーナー」は、天然洗浄成分「ソホロ」を配合。安全性と環境へのやさしさを両立しつつ、合成界面活性剤にも劣らぬ洗浄力を有する製品。泡立ちが控えめで洗浄力が高いという特徴もあり、「MIZUKI nu-no」の性能をフルに引き出す。
ハイアール社の張翔商品企画担当は、「サラヤ独自の天然洗浄成分『ソホロ』による高い洗浄力と地球にやさしい製品づくりを目指すコンセプが当社の理念に合致していたことから相談をさせていただきました。クレヨンや水性ペンの汚れのほか、通常は難しい赤ワインの汚れも、洗剤の塗布、スチーム噴射、温水洗浄によって汚れがすっと落ちる効果を確認しています」という。
サラヤのコンシューマ事業本部の安田知加ユニット長は、「ハイアールのショールームで初代『MIZUKI』(2023年発売)を体験し、その性能を実感していました。もともと『ハッピーエレファント泡マルチクリーナー』は、キッチンやリビングなど、様々なシーンで使える手軽さを念頭に開発していたもので、「MIZUKI nu-no」の機能とマッチングすることで可能性が広がると考えました。日用品メーカーの当社にとって、家電量販店にチャネルを持つハイアールとのコラボはチャンスだと感じ、推奨品のご提案を受けさせていただきました」と語っている。
両社は9月9日の新発売にあわせ、SNSなどで合同プロモーションを行うほか、家電量販店店頭での実演を通じ、双方製品の性能をアピールしていく。例えばハイアール公式SNSでは、「ハッピーエレファント」のプレゼントキャンペーンを実施する計画である。
これまでのハイアール社は公共施設や自治体などと積極的に協働を行なっているが、日用品メーカーとの本格コラボは初という。ちなみに「ハッピーエレファント」シリーズは、赤ちゃんや小さな子供を持つ世帯に支持されており、「MIZUKI nu-no」もそうした客層へのアピールが有効と考えられる。業種の壁を超えて市場の開拓を目指す両社のコラボが、販促の新たなトレンドになっていく可能性もある。
※参考記事:サラヤの新発見!発酵由来の天然界面活性成分「ソホロ」が凄い! https://hoitto-hc.com/2923/