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プラネット、坂田政一取締役が代表取締役社長に

プラネット、坂田政一取締役が代表取締役社長に
副会長に就任する田上社長、
「10年間でやるべきことはやれた」

 プラネットは先頃、社外取締役の坂田政一氏を代表取締役社長に、専務取締役の松本俊男氏を代表取締役副社長に昇格する人事を決議した。現・代表取締役社長の田上正勝氏は取締役副会長に就任する。いずれも就任予定日は10月25日。

 田上氏は2012年より10年間社長業を務め、広い見識と柔軟な発想で同社のブランディングにも貢献してきた。先頃開かれた2022年7月期決算説明会の席上で同氏は、社長交代のタイミングと経緯について、以下のように語っている。

田上正勝現社長

 「私が社長になってから、この10月で丸10年となる。上場企業で長くトップを続けられたことは、関係各位の支援の賜物と感謝している。この間は30周年イベントや組織改革など、やるべきことかなりやった自負があり、社長交代後も今の方向性で進んでいけると思う。

 (トップを)長く続けることは良いことではないと考えてきた。今後新社長には、上場企業として在るべき姿を深く掘り下げていただき、これまで手が回らなかった部分を強化してくれるものと期待している。新たな風を入れてスタートを切るプラネットに、引き続きのご支援をお願いしたい」

 坂田氏は富士ゼロックス出身の63歳。同社グループの要職を歴任し、20年10月にプラネットに取締役として入社している。テクノロジーベンチャー集団・ULSグループの社外取締役を現任しており、IT領域の見識等を用いながら、プラネットの持続的成長とさらなる発展を担う。