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30代、痩せにくくなったと感じたら“コアトレ”!/パティシエトレーナーおきゃなのSweetful Life !《第5回》

パティシエトレーナーおきゃなのSweetful Life !《第5回》体幹に目を向けよう!〜がむしゃらじゃなくてもいいんだよ!


おきゃなです!緑が眩しい季節ですね。みなさんお元気ですか? 

20代の頃なら、がむしゃらに動けば何とかなったけど、30歳を過ぎて、「痩せにくくなったな〜」と感じている方は多いと思います。

ジムに通いたくても時間的な余裕がない…これも30代の日常です。どうしてもやらなければならない残業はあるし、溜まったストレスを発散する遊びの時間も必要です。いつの間にか運動の習慣がなくなっても、不思議ではありません。

頑張ってジムに通う方でも、外見優先でアウターマッスル(表層筋)ばかり鍛えている人は注意が必要です。若い頃と変わらぬトレーニングだけでは効果が出にくくなり、ケガのリスクも高まります。

体の鍛え方もダイエットの方法も、年齢やライフスタイルによって変わっていくのは自然なこと。そこで今回、家の中かつ、隙間時間に簡単にできる30代からの “コアトレ”を紹介しようと思います。

加齢とともに落ちる体力を維持し、代謝を上げていくには、インナーマッスル(深層筋)を蓄える“体幹”に目を向けることが重要です。

体幹とは、頭と手足を除いた胴体部分つまり、胸、背中、腰、腹部、お尻などを指します。またインナーマッスルとは、体幹を支える腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群などを指すものです。そのインナーマッスルを鍛えるトレーニングがコアトレーニング、いわゆる“コアトレ”です。

コアトレの効果は、姿勢の改善やバランス力の向上に現れます。例えば、電車で吊り革をつかまなくとも倒れにくくなる効果が期待できます。また、関節の安定や内臓の保護につながるほか、代謝が良くなることで太りにくくもなります。コアトレには、日常のパフォーマンスを向上させる全てが詰まっているのです。

参考に、コアトレ初心者向けの「ツイストプランク」の動画をアップしたのでご覧ください。うつ伏せの状態で肘とつま先で体を支え姿勢をキープする(プランク)に、ひねりを加えるのがツイストプランクです。体幹の強化に加え、ひねることで脇腹を引き締めウエストラインを整えるので、お腹まわりが気になる方にも取り入れてほしいトレーニングです。

私自身、トレーナー以外の仕事が忙しかったため、この1ヶ月ほどジムに行く時間が取れず、自宅でストレッチとコアトレだけを行っていました。

そんなある日、仕事で向かったジムの体組成計に乗ってビックリ!内臓脂肪と体脂肪率が基準値を下回っていたのです。部位別の筋肉量を見てまたビックリ‼︎胴体(体幹)の筋肉量が基準値を大きく上回っていました。「これがコアトレの効果か!」と、改めて感心した次第です。

先ほどの動画を見て取り入れようと思った方へ。お尻の穴をキュッと締め、お腹をグッと凹ませて挑むと効率が高まります。ただし、無理に体を水平に保とうとすると腰を痛めるので、少しお尻の位置を高くして、ひねる動作もお尻で大きな円を描くことをイメージすると良いでしょう。

コアトレの良さは道具を使わずに気軽にできることです。多少地味なトレーニングですが、起き掛けのストレッチの後や、就寝前などの隙間時間を利用して続けることをお勧めします。もし、コアトレの効果を実感し、「もっと頑張りたい」と思えたらその時は、私たちパーソナルトレーナーの出番です。おきゃなと一緒に頑張ってみませんか?

さて、「おきゃなのヘルシーマッチョめし」で今回紹介するのは、「ブルーベリースムージー」です。胃の調子が悪くて食欲が湧かない、体もしんどいけど食べないと1日を乗り切れない、そんな時のメニューです。冷凍ブルーベリーを使用していますが、バナナ、りんご、桃などに替えれば消化が良く胃の負担を減らせます。元気が取り柄のおきゃなも、元気がない時があることを知っておいてくださいね!(笑)