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阪神ファームの新球場で使用済みプラスチックカップをリサイクル

帝人フロンティアと阪神電鉄、 ノベルティや資材に使用

SGLスタジアムに設置した回収BOX

帝人フロンティアが阪神電気鉄道(以下、阪神電鉄)と共同で、本年3月に開業した阪神タイガースファーム(2軍)の新球場「日鉄鋼板SGLスタジアム 尼崎 (以下、SGLスタジアム) 」にて、 使用済みポリエステル製プラスチックカップを回収する取組みを開始した。回収したプラスチックカップから帝人フロンティアがリサイクルポリエステル原料を製造し、その原料を「阪神甲子園球場」および「SGLスタジアム」内のイベントで配布するカップホルダーや T シャツなどのノベルティや、ラバーフェンスおよび観客席のクッション材といった各球場設備の資材に使用する。

帝人フロンティアと阪神電鉄は、 2012年からゴミの削減と資源の再利用を目的に、阪神甲子園球場内で使用されたポリエステル製プラスチックカップを共同で分別回収し、リサイクルする取り組みを行っている。「環境に配慮した球場」として環境保全活動をさらに拡大するため、この取り組みをSGLスタジアムでも実施する。3月1日に同球場で行われたオープニングゲームの広島カープ戦からコンコースなど5か所に回収 BOX を設置している。 また今シーズンのプラスチックカップ回収量は、SGLスタジアムと阪神甲子園球場内と合わせて 15トンとなった模様。

帝人フロンティアは、環境戦略「THINK ECO」を掲げ、環境配慮型の素材や製品を幅広く展開するとともに、地球環境に優しい活動を実践している。引き続き阪神甲子園球場との環境保全活動に取り組むなど、今後も環境負荷低減に向けた取り組みを積極的に推進することにより、 「地球環境に優しい企業」としてのプレゼンス向上を目指していく。