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さくら薬局、「在宅センター」2店舗をスタート

さくら薬局が10月1日、千葉県(さくら薬局 鎌ヶ谷在宅センター)と愛知県(名古屋北在宅センター)に「在宅センター」を2店舗スタートさせた。「在宅センター」とは、先進的な調剤機器を整備し、無菌製剤処理やターミナルケアへの対応など、高度な在宅医療を地域の医療従事者と協力して提供する薬局。同社が運営する「在宅センター」はこれで計5店舗となる。

同社は「薬局に通えなくても、患者様が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、薬剤師が患者様のご自宅やグループホーム、住宅型有料老人ホームなどを訪問し、お薬を管理します。また、管理栄養士による栄養相談にも対応しています。医師、看護師、ホームヘルパー、ケアマネジャーといった多職種の人々と連携し、高齢者だけでなく、がんを患っている方や、重い病気の方、小児緩和ケアを必要とする方など、幅広い患者様の暮らしをサポートします」とコメントを出した。dgさくら薬局グループは、早くから在宅医療に注力しており、現在「在宅療養支援認定薬剤師」の在籍人数は業界トップ。こうした有資格者以外にも、豊富な知識と経験をもつ多くの薬剤師が所属している。加速する超高齢化社会という社会課題の解決に向け、在宅医療の拠点として今後も「在宅センター」の設立を進めていく構え。