ロート製薬(杉本雅史社長)が2015年に発売した機能性表示食品「ロートV5」シリーズが、累計出荷個数1,500万個※1を突破し、ロート通販内売り上げNo.1※2ブランドに成長した。同シリーズは「くっきり見る力※3の改善」をサポートする機能性表示食品。顧客の悩みの深さや変化に応じてラインナップを追加し、食を通じて目の健康を保つアイケアブランドとして展開している。シリーズヒットの背景には、お客様が日頃抱える目のお悩みとそのケアに関する意識や行動の変化が見られた。
※1:機能性表示食品「ロートV5」シリーズ全品の2024年6月末時点出荷実績
※2:ロート通販内にて販売しているブランドのなかで、2024年6月末時点の累計販売金額として
※3:コントラスト感度
同社が2018年に実施した調査※4と2023年に実施した調査※5によれば、2018年の調査時には自身の目の悩みへの対処法としてサプリメントを選択した人が5%だったのに対し、5年後の2023年調査時では20%と4倍に増えている(GRAPH1参照)。背景として、新型コロナウイルス感染症の流行による環境の変化などにより、デジタルデバイスの使用時間が増えたことで目に感じる悩みが複合的になったという声もあり、顧客が抱える目の悩みが深刻化したり、対処法を探し求める層が増えていることが示唆される。
※4:【調査概要】調査対象:20~70代の目にトラブルを抱える男女n=31073 調査方法:インターネット調査 調査委託先:自社調査 調査期間:2018年11月12日(月)~16日(金)
※5:【調査概要】調査対象:20~70代の目にトラブルを抱える男女n=14196 調査方法:インターネット調査 調査委託先:自社調査 調査期間:2023年3月6日(月)~2023年3月8日(水)
2015年に機能性表示食品制度の開始以降、機能性表示食品の発売が相次ぎ、アイケアの機能性表示食品は市場拡大が続くと予測されている※6。中高年層におけるピント調節に対応した機能や、スマートフォン、PCとの接触時間増加に伴う目の疲労軽減など、さまざまな機能を持つ商品が発売されており、今後も伸長が見込まれている。
※6:出典元 富士経済「H・Bフーズマーケティング便覧2023 機能性表示別市場分析編」<アイケア>
2015年に、年齢とともに目のお悩みが出てきた人への新たな提案として、見る力を支える5つの要素から網膜に着目し、くっきり見る力をサポートする成分を配合した同社初の機能性表示食品として、目のサプリメント「ロートV5粒」を発売。以降、顧客の抱える目の悩みや生活習慣の変化に応じた提案を行い、現在では「ロートV5b 30粒」「ロートV5b 60粒」「ロートV5アクトビジョンa 62粒」「ロートV5 記憶力サポート 62粒」の合計4品のシリーズを発売している。シリーズを通して、1日1粒(目安)で続けやすいソフトカプセルで喉に引っかかりにくく飲みやすい設計にこだわっている。