レンズアソシエイツが、全社的にテレワークを実施している従業員数100名以上の企業の一般社員104名に対し、経営者の「裸の王様」に関する実態調査を実施した。
出典:株式会社レンズアソシエイツ、URL:https://stlongmarket.thebase.in/items/64326325
約4人に1人が、経営者から「組織の方向性が明確に発信されていない」と回答
「Q1.お勤め先の企業では、経営者から「組織の方向性」に関して、明確にトップメッセージが発信されていると思いますか。」(n=104)と質問したところ、「非常にそう思う」が28.0%、「ややそう思う」が44.2%という回答となりました。
組織の方向性が明確に発信されていると感じる社員、77.4%がメッセージに納得
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q2.あなたは経営者から発信されているトップメッセージに、納得していますか。」(n=75)と質問したところ、「非常に納得している」が24.1%、「やや納得している」が53.3%という回答となりました。
トップメッセージに納得していない理由として、約9割が「現場のことを理解していない」
Q2で「あまり納得していない」「全く納得していない」と回答した方に、「Q3.経営者から発信されているトップメッセージに納得していない理由を教えてください。(複数回答)」(n=9)と質問したところ、「現場のことを理解していないように感じるから」が88.9%、「自分が考えている方向性と合致しないから」が33.3%、「コロナなど社会の不安定さを考慮し切れていないから」が22.2%という回答となりました。
トップメッセージに納得しないうちの77.8%が、「忖度で理解したフリ」をしている実態
Q2で「あまり納得していない」「全く納得していない」と回答した方に、「Q4.あなたは、トップメッセージが腑に落ちていないのに、理解したフリ(忖度)をしていることはありますか。」(n=9)と質問したところ、「かなりある」が44.5%、「ややある」が33.3%という回答となりました。
経営者から「組織の方向性」が明確に発信されている企業、半数以上が「社内報」を活用
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q5.どのような形で経営者からトップメッセージを発信されているか教えてください。(複数回答)」(n=75)と質問したところ、「社内報」が54.7%、「ホームページ」が49.3%、「社内会議」が33.3%という回答となりました。
【調査概要】
調査概要:経営者の「裸の王様」に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年7月15日〜同年7月15日
有効回答:全社的にテレワークを実施している、従業員数100名以上の企業の一般社員104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。