新星堂薬局 ９月末めどに全店たばこ販売を終了

禁煙サポートにシフト

新生堂薬局は、2024年9月末までに運営するすべての店鋪においてたばこの販売を停止することを決定した。またたばこの取り扱い停止に伴い、禁煙に取り組む人をサポートする禁煙補助薬の販売や、禁煙治療患者の処方箋医薬品の対応を行う方針だ。

　新星堂薬局は４月より段階的に、店頭でのたばこの販売を停止する。４月末までに「光の森店」を始めとする６店舗からたばこが撤去され、次月より対象店舗を拡大。９月末には全店で販売を終える。

　新生堂薬局は、「地域一番のヘルスケアステーションにする」ビジョンに掲げており、これからも地域社会の生活者の健康増進に役立つさまざまな取組を行っていく。新生堂薬局は、「健康寿命の延伸と社会保障費の抑制に貢献する」ことを社会的使命であると考え、昭和53年より、調剤薬局とドラッグストアを中心とした、地域密着型ヘルスケアステーションの運営をいたしている。これからも、経営理念である「健康なくらしのお手伝い」をより一層追求し、健康にくらせるまちづくりに貢献し、いつの時代にも社会から必要とされる企業であり続けるよう取り組んでいく。
新生堂薬局は「これまで当社にてたばこをご購入いただいいておりました、愛煙家の方には心より感謝いたしております。ご不便をお掛けいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします」とコメントしている。

業界最大手ウエルシアより先に販売終了

ドラッグストア業界ではウエルシアHDが段階的にたばこの販売を終了する旨を発表しており、たばこ取扱い店舗1,880店における販売を2026年2月までに終了する予定。新星堂薬局は先んじてたばこの販売を終了することになる。

　今後「ドラッグストアでのたばこ販売」の是非が問われることになるだろう。

【新星堂薬局のたばこ販売停止予定スケジュール】
2024年4月～2024年9月30日

【4月末終了】
光の森店・弥永店・直方下境店・柳川駅前店・高宮駅前店・加布里店
【5月末終了】
向野店・那珂川店・室見店・大津店・永犬丸店・千早店・くりえいと宗像店・国府店
【6月末終了】
南大橋店・大橋店・福重店・早良飯倉店・横代店・稲築店・水前寺駅店・五条店・中間中尾店・知古店
【7月末終了】
昇町店・篠栗店・尾ノ上店・老司２丁目店
【8月末終了】
東中間店・川津店・土井店・下曽根店・庄内店・中尾店
【9月末終了】
徳力南方店・宗像店・中間駅前店・宮田店・直方店

※今後、上記対象店舗の在庫状況によりスケジュールが多少前後することが予想される。