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越境ECもメーカー公式ショップを利用

プラネット(田上正勝社長)はこのほど、「中国の日常生活と日本製品購買に関する調査 2022.03」を発行した。

新型コロナウイルスの世界的感染拡大で渡航制限が続く中、同社は昨年9月に引き続き「中国の訪日経験者の生活と日本製品に関するインサイト」ならびに「中国の EC における日本ブランドの購買実態」を調査している。今回は新たに「中国の訪日未経験者のインサイト」を調査対象に追加し、訪日経験者・未経験者の比較ができることをポイントとした。

さらに、越境ECサイト内の「メーカーの公式オンラインショップ」を利用する理由を調査項目に追加しており、その結果、訪日経験者は「豊富な品揃え」、未経験者は「安心感」を求めて利用していることがわかった。

表)Ⅱ-6.メーカーの公式オンラインショップでの買い物

Q.日本製品(Made in Japan)を、越境ECサイト内の日本メーカー公式ショップで購入されているとのことですが、利用される理由や評価であてはまるものがあればすべて教えてください」(訪日経験者の場合)

このほか、「SNSでの買い物」についても調査し、SNSで買い物する理由として、「売り手と、納期や価格を交渉できる」「話題になっている商品がある」など、新たな販売チャネルに関する意識が分かる結果となっている。

表)Ⅱ-7.SNSでの買い物

「Q.日本製品(Made in Japan)を、「WeChat/TikTok/小紅書などのSNS」で購入されているとのことですが、利用される理由や評価であてはまるものがあればすべて教えてください」(訪日経験者の場合)

渡航制限解除後の訪日意向の調査では、訪日経験者の90%、未経験者の60%が訪日を望んでいる結果が出た。現在は日本でも訪日外国人旅行者の受け入れが段階的に進んでおることから、インバウンドで賑わう街の風景が見られることへの期待を表している。

「中国の日常生活と日本製品購買に関する調査レポート 2022.03」はこちらから https://www.planet-van.co.jp/shiru/research/inbound/inboundreport.html

【 ご参考 】調査概要

Ⅰ.中国の生活と日本製品に関するインサイト

▽調査対象地域=①中国沿岸部(北京、上海、広州、深セン、天津、大連、杭州、青島)、②中国内陸部(成都、重慶、武漢、鄭州、西安、蘭州)▽調査対象=訪日経験3回以上、かつ直近2019年3月~2020年1月まで訪日した18~59歳の男女▽調査方法=インターネットリサーチ(中国語で調査)▽回答者数=600名 (内訳:女性313名、男性287名) ▽調査期間=2022年3月17日(木)~3月25日(金)▽調査機関=インターワイヤード、GMOリサーチ

Ⅱ.中国の一般生活者の生活と日本製品に関するインサイト

▽調査対象地域=①中国沿岸部(北京、上海、広州、深セン、天津、大連、杭州、青島)、②中国内陸部(成都、重慶、武漢、鄭州、西安、蘭州)▽調査対象=中国在住18~59歳の男女▽調査方法=インターネットリサーチ(中国語で調査)▽回答者数=610名 (内訳:女性300名、男性310名)▽調査期間=2022年3月17日(木)~3月25日(金)▽調査機関=インターワイヤード、GMOリサーチ

Ⅲ.中国のECによる日本ブランドの購買実態

▽データ出典=株式会社Nint▽調査協力=一般社団法人流通問題研究協会

《当調査に関する問合せ先》

プラネットイノベーション推進部 E-mail:ri@planet-van.co.jp