ウエルシア薬局は、2023年12月1日(金)より宮城県名取市における高齢者等の買い物支援と交流と健康増進の機会を増やすため、同市にて移動販売車両「うえたん号」の運行を開始した。東北地方における「うえたん号」の運行は初となる。
ウエルシア薬局はウエルシアグループが策定した「サステナビリティ基本方針」に則り、「だれひとり取り残さないまち」の実現、地域社会へ安心・安全を提供するインフラ機能を担うべく、2022年5月に静岡県島田市で初めて移動販売車「うえたん号」を運行開始した。
以降、埼玉県秩父郡長瀞町、秩父郡横瀬町、加須市、愛知県岡崎市、新潟県佐渡市においても移動販売の開始に至っており、名取市で 7 自治体、8 台目の運行となる。(参考:秩父郡横瀬町の運行式の模様)
宮城県名取市は、 「地域福祉計画・地域福祉活動計画」を策定し、高齢者、障がい者、児童・子育て支援、生活困窮者支援、成年後見制度等の福祉に関して取り組むとともに、市民やボランティア団体、福祉や介護の事業者などの民間団体と協力しながら地域福祉を推進されている。
高齢者の健康づくりと介護予防の推進や日常生活を支える体制づくりにも取り組まれるなかで、「うえたん号」の導入に至った。
高齢者等の買い物支援と交流と健康増進の機会を増やすことで、名取市の多くの住人がより身近な場所で買い物することが可能となり、引き続き安心して暮らせるまちづくりにつながることを期待されている。
移動販売車「うえたん号」は、食品・生活日用品に加え化粧品と第一類医薬品を含む一般用医薬品※(要事前注文)を販売。
※事前にウエルシア名取増田店で注文を受けた商品を移動販売車で配送。
また、車両に搭載した大型モニターによる店舗の薬剤師や管理栄養士等とのオンライン健康相談をはじめ、クレジット・キャッシュレス決済、T ポイント付与、公共料金等の収納代行サービスなどの付加価値を提供することで、名取市の目指す住民同士の支え合い活動、地域コミュニティ創出事業への寄与に取り組む。