2025年9月9日
カワチ薬品が発表した2027年3月期第1四半期連結決算が、売上高719億8100万円(前年同期比1.3%増)、営業利益14億4700万円(15.9%増)、経常利益17億1000万円(6.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益11億200万円(5.5%増)となった。
物価上昇を受けて生活防衛意識が強まる中、値ごろ感を重視した販売価格の見直しを進めた。健康・美容関連商品やQOL向上に資する商品も堅調に推移した。一部の紙媒体をWebチラシへ切り替え、自社アプリによるクーポン配信を行うなど、販促コストの見直しと効率化にも取り組んだ。
売上総利益は162億8500万円と前年同期から2億100万円増加した一方、販売費及び一般管理費は148億3700万円とほぼ横ばいに抑えた。増収幅は限定的だったが、販促手法の見直しなどで費用増を抑制したことが営業増益につながった。宮城県の1店舗を退店し、第1四半期末の店舗数は385店舗。このうち調剤併設店は160店舗となった。
通期予想は据え置き、売上高2850億円(前期比0.2%増)、営業利益51億円(24.8%減)を見込む。第1四半期は利益改善が進んだものの、競合各社の出店や販促強化が続く中、価格対応と販促効率化を通期で維持できるかが焦点となる。