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調剤薬局の相談機能なお浸透せず

ソラミチシステムとcorteが、全国の20歳以上の男女1007人を対象に実施した「調剤薬局の認知と利用実態に関する調査」の結果を公表した。調査期間は2026年3月20~23日で、インターネットを通じて回答を得た。

特定のかかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師について「ない・特に決めていない」と答えた人は51.4%だった。調剤薬局を利用する場面では、「病院でもらった処方箋の薬を受け取るとき」が91.2%を占めた一方、「家族の体調や薬について相談したいとき」は4.8%、「自身の体調や薬について相談したいとき」は4.2%、「健康や生活習慣について助言を受けたいとき」は2.5%にとどまった。

処方薬の服用に関して約4割が不安や困り事を経験していたが、服薬指導を薬剤師が行っていることを知らなかった人も38.0%に上った。服薬指導を知っていた人では72.1%が「役に立った」と答えている。

薬局に相談需要がないのではなく、不安を抱える生活者と薬剤師の機能が結び付いていない実態が浮かぶ。薬局側が相談できることを伝え、声を掛けやすい環境をつくらなければ、「処方薬を受け取る場所」という認識は変わらない。