株式会社富士薬品が10月2日、茨城県下妻市と包括連携協定を締結。同日下妻市役所で締結式をおこなった。配置薬販売の事業活動を通じて下妻市と連携し、市民の健康づくりと地域の安全対策の推進に資する以下の6項目に取り組む。自治体との連携協定は31例目で、茨城県の自治体とは3例目の締結となる。
包括連携協定6項目は、①セルフメディケーションの強化に関すること、②健康情報の発信に関すること、③高齢者等の見守りサービスに関すること、④防災・災害対策に関すること、⑤道路異状の発見に関すること、⑥その他。
下妻市は2014年に「健康・食育しもつまプラン21」を策定して以来、市民の健康増進を総合的に進め、さらなる市民の健康増進を図るため2024年に「第2次しもつま健康プラン」を策定している。健康寿命の延伸・健康格差の縮小を基本目標に、生涯を通じた健康づくりに向け、健康への取り組みを推進している。
こうした中で下妻市から、富士薬品が事業活動を通じ下妻市民の生活に接していることに加え、顧客宅を一軒一軒訪問するという配置薬販売の営業スタイルが、市民の健康づくりと安心・安全な暮らしに生かせる点が評価され、今回の連携協定締結に至った。