【JACDS】大阪万博で開催の「未来のおむつコレクション」を後援

2024年9月10日ヘルスケアビジネスNEWS

「O-MU-TSU WORLD EXPO」

　一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会（JACDS）は、2025年の大阪・関西万博で開催されるファッションショー「O-MU-TSU WORLD EXPO（オムツワールドエキスポ）を後援することを明らかにした。一般社団法人日本福祉医療ファッション協会が主催する「O-MU-TSU WORLD EXPO」は、６月24日（火）に万博会場のEXPOホールで開催される〝おむつ〟をテーマにしたトークショーとファッションショー。人種、体形、年齢、信仰、身体状況など様々なバックグラウンドを持つ人が参加でき、楽しみながらおむつを身近なものとして捉えられるイベントで約1,900人の動員を見込んでいる。

未来のおむつデザインをファッションショー形式で提案

　「O-MU-TSU WORLD EXPO」は、おむつの少し先の未来を体験できるイベントで、今までにない斬新的かつ革新的なおむつを万博会場で発表する。

　普通の下着には何万通りもの選択肢がある中で、使い捨てのおむつのデザインは非常に限られている。未来に向けて多様な選択肢を提案し、より多くの人々が自分の好みに合ったおむつを選べるような未来を創造する。
ショーでは360°のプロジェクターマッピング、音響、照明を使用したファッションショーの演出でおむつの可能性を表現する。

万博通じ、誇りをもっておむつを穿く文化を創造

　一般社団法人日本福祉医療ファッション協会では、「排泄の課題は世界共通です。おむつの課題について『本当は友人と旅行に行きたいけど、行けない。自分がおむつを穿いている姿を見られたくないから』『オシャレだった母親が介護施設でおむつを穿くのを促されたときの悲しそうな顔を忘れられない』など様々な声を聴いてきました。この課題に正面から取り組み、万博という大舞台を通じて、各おむつメーカーや下着メーカー、伝統工業等と協力し、おむつを斬新かつ革新的なデザインで世界に発信します。おむつの外観だけでなく、内面的な負のイメージも払拭し、万博を通じて、誇りを持っておむつを穿ける文化を創り上げたいと考えています。おむつを必要とするすべての方々に、自信と安心感をもたらし、誰もが健康で自分らしく生きる社会の実現を目指します」と開催の目的を述べている。

日本介護協会など25団体がサポート

　この趣旨に賛同し、JACDSは「O-MU-TSU WORLD EXPO」をサポートする。

そのほかの後援団代は

尼崎市/（一財）保健福祉広報協会/（一社）全国介護事業者連盟/（一社）日本医療デザインセンター/（一社）日本衛生材料工業連合会/（一社）日本介護協会/（一社）日本ケアテック協会/（一社）日本言語聴覚士協会/（一社）日本作業療法士協会/（一社）日本創傷・オストミー・失禁管理学会/（一社）日本大腸肛門病学会/（一社）日本地域統合人材育成機構/（一社）日本認知症ケア学会/（一社）日本ノーリフト協会/（一社）日本泌尿器科学会/（公財）テクノエイド協会/（公社）日本介護福祉士会/（公社）日本理学療法士協会/（特非）Life Is Beautiful/（特非）タダカヨ/（特非）日本コンチネンス協会/（特非）日本トイレ研究所/西陣織工業組合/日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会

が後援に回る。

また、参画するおむつメーカーは

花王(株)/白十字(株)/(株)光洋/ユニ・チャーム(株)/大王製紙(株)/(株)リブドゥコーポレーション/日本製紙クレシア(株)
参画するインナーウェアメーカーに(株)ワコールが名を連ねている。

【開催概要】