8月30日(金)~9月1日(日)に東京ビッグサイト東ホールで開催された「第24回JAPANドラッグストアショー」の開催速報が公開された。主催の日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)によると3日間の来場者は97,944人に上り、当初の目標であった7万人を突破し、会場を東京ビッグサイトに移して最大となった。開催日ごとの来場者数は、8月30日(金)のビジネスデーが23,767人、8月31日(土)が33,199人、夏休み最終日でもある9月1日(日)には40,978人となっている。(記事・写真=中西陽治)
8月30日の初日には日本列島に上陸した台風10号の影響で、西日本を中心に列車の運休が決まるなど、来場できるかどうかが危ぶまれる場面があったものの、想定より関東圏への台風の影響が少なかったこと、開催期間中に台風が熱帯低気圧に変わる可能性も示唆されたことによる自粛緩和、ショー実行委員会によるSNS活用や、西ホールで開催されていた「東京おもちゃショー」との相乗効果などが、来場へとつながった。
なお、出展者・小間数は昨年を下回ったものの、余裕のある通路幅を設定したことや、キッチンカーや夏休みの子どもに向けたコンテンツを豊富に用意したことも来場促進につながり、日を追うごとに来場者数が増えたと考えられる。