マツココ、CO2削減担うEV製造販売会社に出資

4 月に設立した CVC ファンドの第 1 号案件

マツキヨココカラ&カンパニー(松本清雄社長)は10月31日付で、今年 4 月に設立した CVC ファンド「MC&C 投資事業有限責任組合」(以下「MC&C Fund」)の 第 1 号案件として、電気自動車(以下「EV」)の企画、開発、製造および販売などを行う ASF社(飯塚裕恭社長)に出資した。今後も同社は、MC&C Fund による出資を通じて ASF 社の EV のみならず、再生可能エネルギーに関する様々 な技術を活用してCO2 排出量の削減に取り組んでいく。

マツキヨココカラ&カンパニーは、「2050 年度1店舗あたりの CO2排 出量実質 0、PB 商品環境配慮型比率 100%を目指し、エシカル社会に貢献する存在となる。」ことを掲げ気候変動への対応に取り組んでいる。また自社オンラインストアの店舗配送サービス「マツキヨココカ ラ Q(キュー)」では、既に ASF 社の EV を導入し、CO2 排出量の削減に努めている。

ASF 社は、モビリティを中心とした新しいエネルギー社会のシステム構築を目指すファブレスメーカー として設立され、コストパフォーマンスに優れ利用者に寄り添った EV の開発、製造および販売を展開しており、EV から取得したコネクテッドデータを活用したサービスの開発や提供を手掛けている。また同社は、EV を再生可能エネルギーとパッケージで提供し、モビリティを起点としたカーボ ンニュートラル社会の実現を目指している。