カワチ薬品(河内伸二社長)の2024年3月期第2四半期連結業績は、売上高が2.4%増の1459億3400万円、営業利益9.0%増の43億9200万円、経常利益が7.6%増の49億1700万円、当期利益が8.4%増の30億4700万円で折り返した。一括仕入れや価格の見直しで荒利益を確保した一方、物流センター稼働による作業効率向上で人件費を抑制し、節電対策の強化で光熱費を抑え販管費が計画を下回った。
既存店は8月を除き前期を上回り1.2%増で推した。期中は茨城県に3店、山形県・福島県・千葉県に各1店の計6店を出店し、調剤併設店も3店増やした。一方でリロケーションに伴う閉店を2店、調剤薬局も1店閉鎖した。これによりグループ店舗数は368店(調剤併設146店)となった。
当業績と足元の状況を踏まえ、4月に公表した通期の連結業績予想を修正した。売上高は当初計画通りの2,865億円(前期比1.6%増)、営業利益は当初計画比10億円増の70億円(5.9%増)、経常利益も同じく10億円増の80億円(4.3%増)、当期純利益は6億円増の48億円(14.9%増)とした。