キリンビバレッジは、株式会社とくし丸と協業し、移動スーパー「とくし丸」を通じて、「キリン おいしい免疫ケア」(100ml・ペットボトル、100ml・ペットボトル6本パック)を10月より全国に拡大し33企業517台※1で販売する。10月1日(日)~10月7日(土)の7日間は、「キリン おいしい免疫ケア」(100ml・ペットボトル)を約7万本無料で配布する。同社は、全国の「買い物難民※2」の方が”免疫ケア”を手軽に行える環境を提供していく。
※1 一部の車両では取り扱いがない場合があります。
※2 高齢化や単身世帯の増加、地元小売業の廃業、既存商店街の衰退等により、過疎地域のみならず都市部においても、高齢者等を中心に食料品の購入や飲食に不便や苦労を感じる方(出典:農林水産省ホームページ)
キリンビバレッジは2021年6月に四国エリアで「プラズマ乳酸菌」入り飲料を通じた「とくし丸」との協業を開始し、徐々に規模を広げ、今年6月には中国・四国・九州・沖縄エリアまで拡大し、「とくし丸」を利用している生活者へ“免疫ケア習慣”の提案を行ってきた。「より多くのお客様へ健康提案を行いたい」という両社の思いが合致したことから、体調変化に気を遣いたい季節の変わり目に備えて、10月より協業の範囲を全国に拡大する。
現在「買い物難民」と呼ばれている人は全国で約700万人※3に上り、地方への大規模店舗の出店による商店街や地域スーパーの廃業や高齢者の単身世帯化などさまざまな要因で、農村や山間部などの過疎地に限らずその数は増加傾向にあり、社会的な課題となっている。
また、食料品の入手が困難な地域では、健康の悪化が懸念されており、偏食などにより本人が気付けないうちに栄養不足に陥る低栄養状態が引き起こす健康問題が拡大しているとの報告もある※4。
「とくし丸」は、地域のスーパーとオーナー経営者である販売パートナーが協力して展開する移動スーパーで、「買い物難民」のインフラとして年々稼働台数を増やし、現在は全国47都道府県で1,147台※5展開。「買い物難民」増加による需要の拡大に伴い、移動スーパーの市場は今後も伸長していくと推察される。
※3 出典:「買物弱者・フードデザート問題等の現状及び今後の対策のあり方に関する調査」(経済産業省)
※4 出典:「フードデザート問題の現状と対策案」(農林水産省)
※5 2023年8月現在
■移動スーパー「とくし丸」
スーパーの超大型化と郊外化で、近所のスーパーが撤退し、日常の買い物に不自由している人たち、いわゆる「買い物難民(買い物困難者)」が増えている。「買い物」という行為は、生活の中の「お楽しみ」であると考え、シニアが現物を「見て・触って・感じて・選んで」本来の「買い物」ができるよう、2012年に移動スーパー「とくし丸」が誕生し、現在全国で1,147台が稼働中。 「とくし丸」と提携する地域のスーパーマーケットと契約した販売パートナーと呼ばれるオーナー経営者(個人事業主)が地域の提携スーパーの商品を選りすぐり、約400品目1,200点の商品を軽車両に積み込んで各エリアを巡回し商品を販売する。また、地域の自治体や警察署と見守り協定を結び、お客様に病気の兆候があった場合は地域包括支援センター等に連絡、詐欺事件防止などの観点より地域の安全も見守っている。