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ピップ、ウエルネスフェスタ2023 結果報告(7月12–13日開催)来場者数 前年比162人増

開発商品・仕入商品・専売品の枠を取り払い、各カテゴリーの商品・サービスを集結させた企画コーナー。今回の1番の見どころとなった

前年上回る来場を実現

ピップが7月12〜13日に東京流通センターで開催した展示会「ウエルネスフェスタ2023」の結果を報告した。ご参考@Hoitto!「こんな切り口があったのか!ピップウエルネスフェスタ2023」(https://hoitto-hc.com/5287/)

来場人数は初日が640人、2日目が562人で、2日間の合計では前年比162人増の1,202人となった。大阪で開催されたAJDの展示会と日程が被ったが、初日の午前中にAJD幹部がこぞって来場し、2日目はバイヤーを中心に来場者が増えるなど盛況だった。

注目の新商品が目白押しとあり多くのバイヤーが集まった
試食体験も盛況だった「スプーンで食べるおもち」

毎回好評の新商品人気投票では、4カテゴリーを合わせた全体の第1位に、アサヒグループ食品の「バランス献立スプーンで食べるおもち」(シニアカテゴリー)が選出された。2位はP&Gの「ウィスパーうすさら吸水」(シニアカテゴリー)が、また3位はKenvueの「LISトータルケア 歯周マイルド500」(コンフォートカテゴリ)が選ばれている。

カテゴリー別の人気投票結果は以下の通り。

測定器、フェムテック・メンテックに注目

測定結果を通信で管理することで予防から治療までの効率が高まる。そんな「未来」もすでに実証段階に入った
測定器コーナーにはサラヤが提供した血管測定器「View Wave」も。測定者はピップの松浦社長
超コンパクト・超軽量のオムロンの心電計。測定データは携帯端末で管理され、医療機関に提出して治療に活かすこともできる
ドラッグストアの情報に特化したSOOのデータをもとに購入の傾向を分析。熱心にボードを閲覧するバイヤーの姿も
新規に口座を開設した5社
「射精による健康」をテーマに掲げたメディックス・ワンのブースも今回の目玉の1つ。これから「メンテック」も盛り上がりそうだ
災害対策に「ローリングストック」の概念を用いれば、生活者がより気軽に購入でき、小売の現場の負担も少なくなる
当編集部の推しはこれ。23−24年のヒットの予感がする
昨年も好評だったビーバンの「カラダがよろこぶ出汁」は新パッケージ(左)も登場

                           

以下は同社が来場者に実施したアンケート結果。来場者の目的では34%強が「新商品等の商品発掘」と答え、同社の商品開発力への期待が表れていた。またコロナ禍で自粛していた新商品を丸3年ぶりに発表したこともあり、ピップ商品開紹介コーナーの評価も総じて高かった。

エレキバンワイド6枚

ピップブランドからは、新商品7品、パッケージリニューアル(季節限定品)1品を紹介した。基幹ブランド「エレキバン」から、柔軟性のある棒状磁石を使用した「ワイド6枚」(画像)を投入し新規ユーザーの獲得を狙うほか、インバウンドを含む既存ユーザーに人気の強磁力タイプに大容量を投入した。「スリムウォーク」からは「しっかり着圧なのにキツくない=リブ編み」を特徴とした「着圧リブレギンス」を新登場させている。

次回の「ウエルネスフェスタ2024」は2024年6月末ごろを予定し、得意先他との調整の上決定する。