日本薬科大学×フジパンがコラボ
発酵食品『糀甘酒』使用のパンを学生と共同開発

2023年3月22日ヘルスケアビジネスNEWS

フジパン株式会社と日本薬科大学が連携し、発酵食品として注目が高まる『糀甘酒』を使用した商品を学生と共同開発し期間限定で販売します。日本薬科大学は健康や医療に関するリソースを活かし、『糀』の研究にも力を入れていることから今回の企画がスタート。学生ならではの柔軟な発想とアイデアで、これまでにない糀を使用した蒸しパンが生まれました。また発売に際して、３月25日に埼玉県の知事公館で実施される県庁内の福祉の店「かっぽ」主催のイベント「かっぽフェスタ」に100個を寄付します。

商品開発期間は約８ヶ月

学生とフジパンの商品開発担当メンバーで意見を出し合い商品開発を進めました。開発のポイントとなったのは、『糀』単体の商品では味のイメージがつきづらく、購入意向に繋がらないのではないかという点でした。パンにして焼成してしまうと生地の香ばしい香りが『糀』の繊細な風味が活かされない為、『蒸しパン』に着目。『糀』の香りを活かした蒸しパンに学生のアイデアから同じ発酵食品である『チョコレート』を採用。どの世代からも人気のある『チョコレート』を使った『糀』と『チョコレート』を組み合わせた蒸しパンが約８ヶ月間の開発期間を経て出来上がりました。