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薬王堂HD、第2Qは増収増益

株式会社薬王堂ホールディングスが10月6日、2026年2月期第2四半期決算を発表した。



同社は2025年4月に中期経営計画を策定し、5つの重点戦略を推進してきた。特に「出店戦略」では、基盤となる東北エリアでの出店強化に加え、関東エリアへの初出店を実現し、岩手県3店舗、青森県2店舗、秋田県1店舗、宮城県3店舗、福島県1店舗、栃木県5店舗、茨城県1店舗の合計16店舗のドラッグストアを新規出店した。この結果、中間期末の店舗数は419店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局1店舗)となった。

また、「店舗戦略」の一環として、青森県と宮城県を中心に28店舗の改装を実施し、レイアウト標準化を着実に進めている。さらに、販売価格や品揃えの強化による来店客数及び買上点数の増加を図る一方で、店舗作業の削減や物流効率化によるローコストオペレーションも推進している。

主要なドラッグストア事業における部門別の業績は以下の通り。
① ヘルス
医薬品は皮膚治療薬等が伸張し、衛生用品では生理用品等が伸張。その結果、売上高は前年同期比1.7%増加し、133億6900万円となった。
② ビューティ
化粧品は基礎化粧品や男性化粧品等が伸張し、トイレタリーではヘアケアやオーラルケア等が伸張。その結果、売上高は前年同期比7.4%増加し、110億9900万円となった。
③ ホーム
日用品は衣料洗剤や柔軟剤等が伸張し、バラエティ部門はペット関連商品等が伸張。その結果、売上高は前年同期比8.0%増加し、178億200万円となった。
④ フード
食品は日配品や冷凍食品、飲料等が伸張し、酒類ではビール類や酎ハイ等が伸張。その結果、売上高は前年同期比10.1%増加し、404億2600万円となった。