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クリエイトSDHD、第1Qは増収増益

株式会社クリエイトSDホールディングスが10月6日、2026年5月期第1四半期決算を発表した。



ドラッグストア事業は、物販部門ではEDLP(エブリデイ・ロープライス)施策の継続推進により、既存店売上および客数は引き続き好調に推移した。調剤部門においては、調剤薬局店舗数の増加、近隣医療機関との連携強化、各種加算の算定強化に注力した結果、処方箋応需枚数および処方箋単価は堅調に推移している。

また、ビューティケア強化業態「Cremo」の要素を取り入れた既存店改装や調剤薬局区画の拡張改装等、既存店の競争力強化に取り組むとともに、将来的な調剤外部委託を視野に入れた施設在宅集約型薬局を開設するなど、多様な店舗形態による新規出店にも取り組んでだ。
ドラッグストアの新規出店は、5店舗の出店。一方、スクラップ&ビルドにより2店舗、契約期間満了により2店舗の計4店舗の閉鎖を行った。調剤薬局は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を7店舗、調剤専門薬局を1店舗の計8店舗を開局。加えて、8月29日付で、調剤専門薬局9店舗を展開する株式会社サンエフ(東京都府中市)の全株式を取得し連結子会社化したことにより、調剤専門薬局9店舗を新たに取得した。

介護事業は、高齢化が進む中、介護スタッフのもと安心・安全に生活したいという高齢者のために、美味しい食事が特徴の介護付有料老人ホームを2施設、またいつまでも自宅で暮らしたいという高齢者のために、リハビリを専門とする半日型のデイサービスセンター37施設を運営している。有料老人ホーム、デイサービスとも、グループの特徴である接遇に力を入れ、利用者の満足度向上及び稼働率の向上を図った。

当該期間末における同社グループの店舗数は、ドラッグストア788店舗、食品スーパー1店舗、ドラッグストア複合の生鮮食品専門店5店舗、調剤薬局は調剤専門薬局48店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局424店舗の合計842店舗となった。介護事業では、介護付有料老人ホーム2施設、半日型デイサービスセンター37施設となった。