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キユーピー、青学で学生考案の限定メニュー販売

産学連携プロジェクトの集大成、
プラントベースフード「GREEN KEWPIE」でメニュー提案

※1 「『おいしい』で変わる未来!キユーピー×青山学院大学プロジェクト」を開始(2025年7月 共同リリース)
※2 販売時間はイベント期間中の午前11時~午後3時(土日除く)で、販売数がなくなり次第終了します。

ブース販売のイメージ

GREEN KEWPIEは、サステナブルな食をテーマにプラントベースフード※3を展開するブランド。キユーピーと青山学院大学が、将来を担う若い世代にGREEN KEWPIEのおいしさを広めるための同プロジェクトは、2024年12月に始動した。プロジェクトに参加する同大学の経営学部の学生は、まず学内の同世代を対象に食生活の実態を徹底的に分析し、研究・勉学にストイックなタイプや、趣味に熱中するタイプなど多様な学生像(ペルソナ)を導いてきた。誰もがプラントベースフードを身近に感じられるメニューを目指し、プラントベースフードだけで作ったメニューや、これまで食べたことがない人にも試してもらいやすいように、鶏肉やサーモンといった動物性の原材料を使うメニューを用意し、ライフスタイルや食嗜好に合わせて選びやすいラインアップに仕上げている。

※3 プラントベースフードのキユーピー社内基準に沿って、一次原料および二次原料に動物性由来原料(肉類・魚介類・卵・乳成分)を使用しない食品のこと。

上段左より順に「てりやきサラダチキンサンド」「プラントベース三色丼」「2色ソースのパスタサラダ」
下段左より順に「プラントベースタコスロール」「冷やしまぜそば」「てりやきSOYバーガー」
イベント販売メニューの試食会に参加する様子

地球環境問題や食の多様性への関心が世界的に高まる中、プラントベースフードは未来の食を支える重要な選択肢とされる。同プロジェクトは、学生たちのリアルな視点を取り入れることで「青山学院大学の青山キャンパスに通う学生のGREEN KEWPIE認知率100%」を目指した。プロジェクトに参加する5人の学生は、メニューの考案だけではなく、学生インフルエンサーを起用したSNSの創案や、大学関係者に粘り強く交渉を重ねながら学内に告知看板を設置するなど、認知率向上のためのあらゆる施策を進めてきた。

イベントでは多くの学生に試してもらえるように、10月6日から1週毎に3メニューずつ、計6メニューを2週間にわたって、屋外に臨時設置するブースで販売する。価格も学生が手に取りやすいワンコイン(税込500円)に設定した。

 「サステナビリティや多様性に配慮しつつ味わいや見た目にもこだわった6種類のメニューを学内限定で2週間、販売します。学生ならではの新しい視点を生かし、プラントベースフードをより身近に感じられるよう工夫を凝らしました」

イベント名Try! Plant Based Foods
販売日時2025年10月6日(月)~10日(金)、13日(月・祝)~17日(金)の10日間 いずれも午前11時~午後3時 ※なくなり次第、終了
場所青山学院大学 青山キャンパス 17号館前
販売数1日3メニューで計300食を予定
料金1メニューあたり500円(税込)

同プロジェクトは、青山学院大学経営学部主催の学生コンテスト「AMCA2024」をきっかけに始まったもの。全71チーム(10学部から計161人)が参加した最終審査で、審査員を務めたキユーピーが「学生の企画を実現したい」と提案し、表彰された2チーム(計9人)との協働でプロジェクトが立ち上がった。

学生はGREEN KEWPIEのブランドやプラントベースフードの意義を学びながら施策を検討し、キユーピーのフィードバックを受けて試行錯誤を重ね、アイデアをまとめている。その結果「Green Campus」と題した案(経営学部 北村 恵太さん率いるチーム)が採用され、実現に向け準備を進めてきた。なお、同プロジェクトは学生が実践的にマーケティングを学び、企業は若年層への新たなアプローチを探る教育的プログラムとして展開している。

「GREEN KEWPIE」とは

「GREEN KEWPIE」は、プラントベースフードなど“サステナブルな食”を展開するキユーピーのブランド。地球と人の双方が持続可能で、日々続けられる食生活を実現したいという思いで立ち上げた。環境や健康の今と未来のためを考えている世界の方々に向け、価値観の多様性や社会環境の変化に適応した、新たな食の提案に挑戦している。


GREEN KEWPIEブランドサイト:https://www.kewpie.co.jp/greenkewpie/