マイボイスコムが、10回目となる『化粧品』に関するインターネット調査を2025年8月1日~7日に実施し、結果を公表した。調査ではスキンケア用品・化粧品の使用状況や重視点、購入場所などについて聞き取り、使用しているスキンケア用品・化粧品は「洗顔料」が約55%、「化粧水、ローション」が4割強。購入場所は「ドラッグストア」が使用者の6割強。続く「インターネット通販」は約35%、女性で比率が高いことが分かった。また、スキンケア用品・化粧品使用者のうち、選ぶ際に安全性や環境配慮で重視することがある人は6割弱いることが分かった。
「普段行っているスキンケア」についての調査では、スキンケアを行っている人は6割弱となり、女性では9割強となった。男性は若年層で比率が高く、10~30代では5割前後、50~70代では3割前後となっている。
主に行っているスキンケアは(複数回答)、「保湿ケア」が44.3%、「UVケア」が24.8%、「ハンドケア」「美白ケア」が各1割強だった。
「使用しているスキンケア用品・化粧品」は(複数回答)、「洗顔料」が55.4%、「化粧水、ローション」が42.5%。
女性では「洗顔料」「化粧水、ローション」「メイク落とし」、男性では「洗顔料」「シェービング用品」「化粧水、ローション」が上位となっている。
「スキンケア用品・化粧品選定時の重視点」は、「肌との相性」が57.2%、「使用感・使いごこち」が48.8%、「効能・効果」が45.5%となっており、「インターネットの口コミ・評判」は、女性若年層でやや高くなる傾向にある。
また「スキンケア用品・化粧品使用者の情報源」は、「店頭のPOP」「テレビ番組・CM」「製品のパッケージ」が2割前後となっている。過去調査と比べて、「テレビ番組・CM」が微減傾向にある。
「ブランド・メーカーのWebサイト・アプリ」「商品比較サイト」は女性で比率が高く、男女差が大きくなっている。女性10~30代では、「SNS、YouTubeなど」「商品比較サイト」が上位2位に挙がった。
「スキンケア用品・化粧品使用者の購入場所」は、「ドラッグストア」が61.9%、「インターネット通販」が34.5%、「スーパー」が14.9%となった。
「インターネット通販」は女性で比率が高く、50~60代女性では各5割弱に上る。また、1ヶ月あたりの購入金額が4,000円~1万円未満の層でも6割前後と高く、これらの層にとって最も多い購入場所となっている。
なお「ディスカウントストア」は女性10・20代で、「コンビニエンスストア」は男性10・20代で高い傾向にある。
スキンケア用品・化粧品使用者のうち、選ぶ際に「安全性や環境配慮で重視することがある人」は6割弱になった。女性で比率が高く、特に女性高年代層で顕著となっている。
重視することは(複数回答)、「詰め替え・付け替え可能な容器」が23.0%、「合成香料・着色料が使われていない」が17.3%、「過剰包装がない、簡素なパッケージ」が15.1%となっている。
【調査対象】マイボイスコムのアンケートモニター【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)【調査時期】2025年8月1日~8月7日 【回答者数】11,684名【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail/32511 |
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