PPIHが8月度月次売上高情報を発表

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが8月度の月次売上高情報を発表した。

国内リテールは、両事業ともに売上・客数が前年を上回った。夏の季節家電やスキンケア、寝具・インテリアなどが売上に貢献。さらに日向灘地震および南海トラフ地震注意報の発令に加え、3つの台風が接近・上陸し、災害に備えた防災関連商品が急増した。なお、本年は前年と比較して休日（土曜）が1日多く、＋1.4%の押し上げとなっている。

ディスカウント事業は、引き続き、夏休みの娯楽関連が売上に貢献。インドア需要に加えて、アウトドアやマリン、浴衣、水着などレジャー関連が前年を上回っている。また、自分だけの推し活を楽しむための作成グッズやアクセサリーが好評を博している。さらに、USJの人気キャラクターのオリジナルコラボ商品や人気輸入菓子の先行発売などが話題となり客数と売上に繋がった。休日（土曜）1日増の押し上げ効果は＋1.6%。

GMS事業は、食品と住居関連が売上を牽引している。特に食品は、お盆休みの帰省需要などで、刺身盛り合わせや鮮魚寿司、ウナギ、銘店ギフトなどが伸長。また、非食品においても住居関連は、洗剤や紙製品、インバスなど日常使いの消耗品や雑貨品が伸長した。休日（土曜）1日増の押し上げ効果は＋1.2%。