2024年10月2日
9月2日付でスギホールディングスが子会社化したI&Hおよび同社子会社が、国税局から税務調査による指摘を受け、修正申告及び追加納付を行った。
指摘事項は、在庫を事業者間で売買することにより生じる債権について、外部のリース事業者に支払保証委託を行って資金調達をする取引に伴い生じる課税売上の存在を前提に消費税の還付申告を行ったが、かかる売買は税務上認められないものとの指摘を受け、還付申告を取り消し、修正申告を行ったもの。
追加納付税額は約12.6億円。I&Hの2019年5月期~2023年5月期の5年間とI&H子会社2023年3月期および2023年4~7月の1年4か月。
同社は「本件に関する修正申告は、I&H株式会社及び同社子会社の当社による子会社化前に済んでおり、追加納付税額も子会社化前の損益計算書においてすでに計上済みであることから、当社の今後の業績への影響はない」と声明を出した。