ウエルシアホールディングスのグループ店のAED設置が2578店舗(5月末時点)となった。今年は、AEDを一般の人が使用できるようになってから20周年目にあたり、公益財団法人日本AED財団らAED普及啓発を推進する団体、企業からなるAED20周年記念企画実行委員会では「まず呼ぼう、AED」のキャッチコピーのもと単なる知識ではなく、救命のための行動を起こすことの大切さを広げるために取り組んでいる。
ウエルシアHDでは、2013年以来設置を開始し、現在2500以上のグループのドラッグストアの店舗においてAEDを設置してきた。同社は「地域の健康を支える存在を目指すとともに、多様性を重要な企業文化としていることから、地域の皆さまが、ご健康の状態に関わらず安心してお買い物をしていただけるよう環境を整備する目的でこれまでAEDを設置してきました。お客さまや近隣にお住まいの皆さまが、万一突然の心肺停止の状態に見舞われた際に救命処置がなされる環境を整備するとともに、社員に対してもAEDの講習を実施し、不測の事態に備えています。これまでに、毎年店舗や店舗付近においてAEDを使用するに至り、複数の方々の救命につながりました」とコメントを出した。