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松戸市が薬局と連携し糖尿病リスクチェックを開始

ハーブランド、マツキヨなど9店舗で


千葉県松戸市は令和6年5月13日より、生活に身近な薬局およびドラッグストアで無料の糖尿病リスクチェックを開始した。薬局店頭で薬剤師等スタッフのアドバイスのもと直近1~2カ月間の平均血糖値(HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー))を調べられる。受検結果は数分で出るため、受検当日に薬剤師から結果説明も受けられる。

糖尿病は初期の頃には自覚症状がほとんどないため、糖尿病になっていることに気付かない方も多く存在する。早めに血糖状態を確認し、生活改善や治療につなげることで、糖尿病の発症・重症化予防が期待できる。松戸市では同検査をきっかけに健診受診を促すことで、健診受診率の向上を目指している。

 

HbA1cは、糖尿病のリスクを判定する指標で、直前の食事や運動等の影響を受けず、直近1~2か月間の平均血糖値がわかる。なおHbA1c5.6%以上の⼈は⽣活習慣の⾒直しが必要となる。

受検結果は数分で出るため、受検当日に薬剤師から結果説明を受けることができる。

【薬局における糖尿病リスクチェック】

対象者:今年度健診を受けていない35歳以上の松戸市民

      ※糖尿病の治療に係る薬を服用している方は対象外

費用:無料(年度内1回のみ)

持ち物:身分証明書

検査項目:HbA(ヘモグロビンエー)1(ワン)c(シー)

検査方法:自己穿刺により、指先からわずかな血液を採取。結果は数分で確認できる。

※自己穿刺ができない方、出血性の疾患がある方や抗血栓薬を服用している方など、検査ができない場合がある。

申し込み:希望薬局へ直接電話で申し込みののち、薬局にて問診票を記入。

●対応薬局・ドラッグストア