ヘルスケア情報サイト「Hoitto! ヘルスケアビジネス」(ヘルスケアワークスデザイン株式会社)

PSカップのリサイクル、中目黒で実験

「ナカメチャレンジコップ2024」3月末まで開催

PSカップ
PSカップCOLD用(左)とHOT用


アサヒグループのアサヒユウアス(高森志文社長) は、(一社)ナカメエリアマネジメント(柏井栄一代表理事 )や東洋スチレン(石塚賢二郎社長)と共創し、3月20日から31日までの期間、中目黒の桜開花時期の“使い捨てプラスチックカップゼロ”を目指す「ナカメチャレンジコップ2024」を開催する。約5万個のポリスチレン素材のカップ(以下、「PSカップ」)を活用し、回収したカップをリサイクルする実証実験に取り組むことで、資源の効率的・循環的な利用を図るサーキュラーエコノミーの構築を目指す。


「ナカメチャレンジコップ 2024」について

  • 「ナカメチャレンジコップ」は花見シーズンに、中目黒で大量に発生する使い捨てプラスチックカップを削減するための取り組み。参加者が桜を楽しむと同時に、サステナブルな取り組みを自ら実践してもらう機会の創出を目指す。
  • 会場内で使用するドリンクカップは、東洋スチレンが展開する「PSカップ」に統一。「PSカップ」は冷たい飲み物用のカップ(430ml、310ml)と温かい飲み物用のカップ(280ml、200ml)の2種類、4サイズを展開する。
  • ポリスチレンはプラスチックだが、東洋スチレンの技術でケミカルリサイクル(使用済みのプラスチック製品を化学的に分解し、プラスチック製品の原料として再生利用する技術)することで資源に変換できる。東洋スチレンが当イベントで使用したカップをケミカルリサイクルする実証実験に取り組む。
  • 主な会場となるフナイリバやアルカス春祭り(中目黒アトラスタワー交通広場)では、キッチンカーや出店で使用するカップを「PSカップ」に限定し、会場内のエコステーションで回収を行う。また目黒川沿いの協力店舗でも「PSカップ」を優先的に使用してもらい、目黒川沿いに2カ所の回収ステーションを設置し、「PSカップ」の回収を行う。
  • アサヒユウアスが企画支援するイベントで「PSカップ」を活用するのは今回が初めてとなる。

アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する会社として、2022年1月に設立。リユースできる「森のタンブラー」や「森のマイボトル」をはじめ、コーヒーの副産物のアップサイクルに取り組む「Coffeeloopプロジェクト」、廃棄予定の食材などを原料としたサステナブルクラフトビールを展開している。また、自治体・企業・団体などのそれぞれの課題に合わせたコンサルティング事業にも取り組んでいる。

イベントにおける使い捨てプラスチックごみ削減の取り組みについては、2022年に「つくばクラフトビアフェスト2022」でビール用使い捨てプラスチックカップの削減に取り組んだことを皮切りに、「G7広島サミット2023」の国際メディアセンター内や「KOBE BEER JAMBOREE 2024」など国内各地のイベントで注力してきた。今後もステークホルダーとの共創を通じ、社会課題の解決を目指す。

【イベント概要】

名称ナカメチャレンジコップ2024
期間3月20日~3月31日
場所フナイリバ
住所:目黒区中目黒1-11-18
公式サイトhttps://www.asahi-youus.com/article/202403047954.html
共催アサヒユウアス、ナカメエリアマネジメント
協賛東洋スチレン
後援目黒区
協力日本デザイン
【ご参考】

アサヒユウアスHP https://www.asahi-youus.com/
アサヒユウアスECサイト「アサヒユウアスモール」 https://asahiyouus.official.ec/
アサヒユウアスInstagram https://instagram.com/asahi_youus
アサヒユウアスYouTube https://www.youtube.com/channel/UCxfnoakynyFoGQ4OG9Wyxcw